MOE 日文雜誌 2011年2月號

忘れられない絵本が、今年もたくさん誕生しました。
絵本屋さんが選んだ「MOE絵本屋さん大賞」も第3回を迎えます。
2010年のベスト絵本は、声に出して繰りかえし読めば読むほど、面白くて、発見がある。そんな独創的な絵本が多数選ばれました。全国の本屋さんで「MOE絵本屋さん大賞フェア」も開催されています。選ばれた絵本の力を、絵本屋さんと一緒に味わってください。

奈良美智　セラミック・ワークス

奈良美智さんが窯にこもって初めて制作した陶器の作品たち。それはドローイングとはまた違った新しい生命との出会いでした。2010 年5月、小山登美夫ギャラリーで発表され、話題を呼んだ奈良美智さんの新境地ともいえる作品の数々からことばなき声で語りかけるセラミックの子どもたちを紹介します。

物語の中のレース、レースの中の物語

繊細で上品、独特の雰囲気を持つレースの世界。眺めているだけで幸せな気持ちになれるレースを今回はたくさん集めてみました。絵本に登場するレースから、レースに編み込まれたストーリーまで様々なシーンで活躍するレースを紹介します。

2011年の星の本箱

『昨年に引き続き、来年2011年の年間占いを書いてみました。星占いで「ファンタジー」を司る星である海王星が、2011年、静かに魚座へと移動を始めます。MOEの愛読者の皆さんにとっては当然のように身近にある「詩心」が、世界的に、息を吹き返し始めるタイミングと言えるかもしれません。今回の特集では、各星座に一冊ずつ、「2011年の本」をとりあげてみました。ちょっと立ち止まってしまったとき、自信が持てなくなったとき、ちょっとした手掛かりになってくれそうな本、という見方でセレクトしてみました。占いとともに、お楽しみ頂ければ幸いです！』（石井ゆかり）

井上洋介とナンセンス絵本の作り手たち

『あじのひらき』『たわし』など、のびやかなナンセンス絵本を描き続ける井上洋介さん。今年80歳を迎えてなおあたたかく冴えわたる井上さんの絵本と、その後に続く気鋭のナンセンス絵本作家たちをご紹介します。

折り紙で作る和の雑貨

新年気分をもりあげる、おめでたい和の雑貨を折り紙で作りましょう。縁起もよくて、2011年をハッピーにしてくれること間違いなしです。

三鷹の森ジブリ美術館ニュース

ポニョから2年、宮崎監督の最新作をご紹介。小さなタマゴ姫と不思議なパン種が麦畑を走り回るファンタジー短編映画ができました。